2015年3月28日土曜日

スマホのgoogleマップを使って、自由なルートでナビさせる方法


追記
こちらに新しく利用できるようになった方法の解説がありました。(ただし2015/3/30では私のandroidアプリでは同様のことは出来ていません→2015/05/01私のandroidでも同様のことが出来るのを確認しました。)
追記終了

パソコンのGoogleマップでルート検索した後にドラッグ&ドロップすることで途中の経由地を自由に設定変更することが出来ますが、スマホのGoogleマップでは現時点では同じことは出来ないと思います。

それでもスマホのGoogleマップにナビして欲しい時に、好きなルートでナビさせられないのは残念です。

そこで、パソコンのGoogleマップで好きなルートを設定して、右下の方にある歯車のようなアイコンをクリックして、地図の共有を選びます。そこに表示されるアドレス(もしくはルート設定した時のURLでも可)をスマホで共有すると、スマホのGoogleマップに同じルートが表示されます。さらに自分がそのルート上にいる場合には「ナビ」が選べるようになり、設定したルートにそったナビをしてもらうことが出来ます。

お出かけ前にパソコンで設定しておくのが一番ラクですが、どうしても手元にパソコンがない時は、リモートデスクトップなどで家のパソコンにアクセス出来る場合は手元のスマホを使ってパソコンでルート設定をしてそれを利用することも可能です。

2014年12月29日月曜日

RaspberryPiからGoogleDriveにアップロード

備忘録として。
RaspberryPiからGoogleDriveにファイルの同期(※)が簡単に出来ましたのでご報告です。(※同期とは言うものの、こちらからのアップロードはOKで、かつ、アップロードしたファイルをGoogleDriveから削除するとローカルドライブのファイルも削除されます。ですが、RaspberryPiからアップロードしたファイル以外はGoogleDriveのファイルを変更してもローカルドライブには変更が反映されない様子です。もし私の誤解でしたらご指摘頂けると助かります。)

こちら(↓)の情報に従いました。
http://raspberrywebserver.com/serveradmin/back-up-your-pi-to-your-google-drive.html

以下は簡単に日本語で説明するだけのことです。

まずはアップデートして、griveをインストールします。

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get install git cmake build-essential libgcrypt11-dev libjson0-dev libcurl4-openssl-dev libexpat1-dev libboost-filesystem-dev libboost-program-options-dev binutils-dev libboost-test-dev libqt4-dev libyajl-dev

$ git clone git://github.com/Grive/grive.git

/home/pi/grive/libgrive/src/drive/State.cc 左のファイルの251と252と256行に"(boost::uint64_t)"を加えて、下記のようにします。


void State::Write( const fs::path& filename ) const
{
    Json last_sync ;
    last_sync.Add( \"sec\", Json((boost::uint64_t)m_last_sync.Sec() ) );
    last_sync.Add( \"nsec\", Json((boost::uint64_t)m_last_sync.NanoSec() ) );

    Json result ;
    result.Add( \"last_sync\", last_sync ) ;
    result.Add( \"change_stamp\", Json((boost::uint64_t)m_cstamp) ) ;
 
    std::ofstream fs( filename.string().c_str() ) ;
    fs << result ;
}


cmakeとmakeを行います。makeにはかなりの時間がかかりました。

$ cd ./grive
$ cmake .
$ make


google_driveのディレクトリーを作って、

$ mkdir ~/google_drive
$ cp ./grive/grive ~/google_drive


初回のGoogleDriveへのアクセスを"-a option"を使って行いますが、その前に、RaspberryPiのブラウザでgoogleにログインして、下記を行います。

$ cd ./google_drive/
$ ./grive -a

ターミナルウィンドウにリンク先が表示されるので、RaspberryPiのブラウザでそのリンクにアクセスします。その後表示されるコードをターミナルウィンドウに入力するのですが、コピペ出来ないみたいで、手で入力する必要がありそうです。

これで準備完了です。

/google_drive のディレクトリーの内容を変更して、

cd ./google_drive
./grive

とgriveを作動させるとGoogleDriveとローカルドライブの両方に変更が反映される(※)という訳です。

ありがたや。

2014年12月7日日曜日

マラザン斃れし者の書

マラザン斃れし者の書Ⅱ(砂塵の魔門 4)P.107より

大きな悲劇を体験した人の問いに知恵ある歴史家が答える。

「いい答えはあるんでしょうか、歴史家。多くの書物を読んで、多くの人の、多くの時代の思想を知ることで、答えは出るんでしょうか。人間は人間にできることを知りえるんでしょうか。兵士のいかんを問わず、これだけのものを見て、生き残ったら、私たちはなにか変わるんじゃないでしょうか。あともどりできないほど徹底的に。そのとき人間はどうなるんでしょうか。人間以上?人間以下?それでも人間なのか、もはや人間ではないのか」

「人はそれぞれ限界点を持っている。兵士でもだれでも、一定以上の経験をすると・・・・なにかが変わる。世界が変化したように感じる。しかし実際にはこちらの見方が変わっただけだ。視点が変わる。しかしそこに知性はない。見てもなにも感じなくなる。泣いても、そんな自分の苦しみが他人事のように感じられる。そこに答えはないんだ。どんな問も燃えつきる。それが人間以上か以下かは・・・きみが決めることだ」

「すでに本に書かれているんでしょうね。学者や神官や・・・哲学者によって」

「試みはあった。しかし限界点を超えると・・・その場所を説明できる言葉は少なくなるんだ。そして説明する気も起こらなくなる。なにしろ、知性のない場所だからな。思考はさまよい、形とつながりをなくす。迷子になる。」

「その答えは?教えて下さい。でないと頭がおかしくなる」

「手品だと思えばいい」

「手品?」

「これまでに見てきた魔術はどんなだった?巨大で、強烈で、危険な力が解き放たれた。畏怖と恐怖を呼び起こした。それに大して、子どもの頃に見た手品はどうだ?手品師の手のなかで錯覚と巧みさのゲームが披露される。目のなかの驚きだ」

「それが私の答えでもあるんですかね」

「おもいつくのはそれだけだ。不十分だったらすまない」

「いいえ、充分ですよ。そう納得しなくてはいけない」

「そうだな」

「ただの手品です」

「それ以上は望まないほうがいいい。この世界では」

「それ以上のものがみつかるとしたら、どこですか?」

「予想外の場所だ。きみが涙と笑顔の両方をこらえれば(私注:乗り越えれば?)、きっとみつかるだろう」

2009年2月1日日曜日

ポメラの文章をパソコンとオンラインで閲覧・同期

キングジムのポメラを使っています。
魅力は単4電池2本で20時間以上使えるため、バッテリーのことを気にしないでどこでも使えるところと、2秒でサクッと起動するところです。
しかし、そのためにポメラで編集した文章をオンラインやパソコンで使うのは少し不便です。

そこで、ポメラで編集した文章の続きをパソコンやオンラインで編集したり、その逆をする時のために、オンラインとローカルフォルダーとポメラの文章を同期する方法を試しました。(パソコン初心者の自分でもできた方法です)

RealSyncは異なる二つのフォルダーをミラーして内容を同じものにするフリーソフトです。
Dropboxは パソコンのフォルダーとオンラインのフォルダーを同期してくれるサービスです。Dropboxにはフリーと有料のサービスがありますが、フリーでも今のと ころ問題なさそうです。(同じようなサービスでパソコンのローカルフォルダーとGooleドキュメントを同期してくれるDocSyncerというサービス があったようですが、今はサービスを停止しているようです。)

この二つを使えば、ポメラをパソコンに接続→RealSyncを立ち上げる→RealSyncでDropBoxのポメラのフォルダーと同期→オンラインのDropBoxも自動的に同期という流れで可能になります。

Windows VistaはUSBストレージ(パソコンから見たポメラのこと)に対してもオートラン(自動再生)の設定ができるので、 autorun.infというオートランの設定ファイルをポメラに作っておくと、RealSyncを立ち上げるのが楽になります。(別のソフトを利用すればXPでも同様のことが可能)

自分はパソコンに詳しくないので、autorun.infの作成にAutoRun Makerというソフトを使いました。



左の設
定で、A
utoRun MakerでポメラのMaicroSDにコピーしたRealSyncを起動させる

[autorun]
action=RealSync
open="RealSync\RealSync.exe" 

というAutorun.infをポメラのMicroSDのルートフォルダ(左の場合、G¥)に作成してくれます。

(RealSyncはポメラにコピーせず、
パソコン上にあってもOKです)







その結果、下のような流れで、ポメラのファイルとパソコンとオンライン上のDropboxとが同期されます。




(左のアイコンは変更してあります)






































簡単な説明ですが、ご紹介まで。